10/20/2011

ドイツから心友。

どうも、近藤です。
物理的な距離と心の距離は違うと思います。

ドイツから親友・・・いや心友が、一時帰国した。
向こうで、フリーのカメラマンとして活躍しているゆかり。
ドイツのベルリンに移住して2年半。
海外や日本の雑誌などで彼女の作品が見られるだけでなく、
ドイツでも展示会とか開いているらしい。頑張っているなぁ。
いつ会っても、はじけるようにイキイキとしている、大好きな友。

出逢いは大学4年生のときだった。
ゆかりを含む友人たちと、およそ1ヶ月かけて、
ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、イタリアの5ヶ国を周遊した、
バックパッカーの旅。
ゆかりは大学は違ったのだが、縁あって。
ほぼ初対面で海外旅行したものの、すぐに仲良くなった。
学生だから、笑えるくらいの極貧旅行。
危険なハプニングもいろいろあったけど(笑)、
最高に楽しい旅だった。

2人で行った、フランスのモンサンミッシェル。
ちょうど潮が引いたとき、
一緒に裸足になって、隣の小さな島まで、てくてく歩いていった。
夕暮れどきの美しい光景が忘れられない。

彼女と再会すると、いつも、
あのときの風や光や、砂の記憶が蘇って、
心に波が寄せるように、じーんと思い出に感動してしまう。

そんなゆかりのお土産話。
東日本大震災後、ベルリンで仲間たちと企画して、
定期的にチャリティーイベントをやっているという。
日の丸バッグを、ひとつ5ユーロで買ってもらい、
制作費以外を全て被災地に寄付するというもの。
およそ半年で、数百万というあたたかい気持ちが集まったそうだ。

支援してくれた人へのありがとうのお返しは、
自分たちで握ったおにぎり一個。
日本らしくていいね。
多くのメディアで、海外のチャリティー活動が取り上げられているが、
ドイツでも、今回の震災や、
震災後の日本政府の対応についてはかなり関心が高いらしく、
様々な興味深い話を聞かせてもらった。
日本がどう見られているか。
友人が語る言葉は、報道で見聞きするより深く印象に残ったし、
考えさせられることも多かった。
みんなで日の丸バッグを背負って自転車を走らせ、
チャリティー活動をアピール。
真ん中がゆかり。何だかかっちょいい(笑)。

ゆかりは、優しくて、友だち思い。
震災が起きてすぐに、安否確認の電話もくれた。
私が地震のニュースを伝える生放送を、ドイツで偶然見ることができたらしく、
顔を見てほっとしたと言っていた。

ドイツにもいい仲間がいるんだね、と私が言うと、
こう話していた。

日本はさ、好きか嫌いかはっきりしない関係でも、
ずるずるひきずることがよくあるけどさ、
ドイツはそんなことないんだよね。
私、ストレートな人間だからさ。
向こうの人間関係は性に合ってるかな。

彼女らしいと思った。
ホンネで向き合う。
嘘のない、自分の言葉でしゃべる。
そこがいい。

ゆかりパワーにぐいぐい惹き込まれ、
本音全開で沢山のことを語った夜だった。

心友との時間は、
いまの自分を素直に見つめる良いチャンスだ。

自分の人生なんだから。
心の声に正直に、
気持ちいい風を、魂に吹かせないとな。